現場力の中核コンセプト「見える化」。
それを整理・体系化できれば、現場力のいっそうの強化につながるはずだ。そこで、「見える化」を34の企業事例をもとに体系化し、経営において「見える」ことの意味と仕組みを解説したのが本書である。
「見える化」を「問題の見える化」「状況の見える化」「顧客の見える化」「知恵の見える化」「経営の見える化」に分類し、それらを導入し成功している企業の例を交え論じていく。最後に、どうすれば「よい見える化」を実現できるかについて考察する。
企業経営はシンプルだ。見えていない企業は壊れる。見えている企業は創れる。
「見えること」―それは企業の根本的な競争力であり、生命線なのである。
出版社: 東洋経済新報社
発売日: 2005/10/7