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自動運転が自動車金融ビジネスに与える影響

自動運転が脚光を浴びるようになって2年近く経つ。近年ではシェアリングと相まって、移動したい時に呼べば、無人で迎えに来てくれて、乗車中は好きなことをして過ごし、目的地に着いたら駐車場を探すこともなく降りるだけ、という世界観の実現に向けて、様々な取り組みも進んでいる。実現すれば、消費者の車の持ち方や使い方が大きく変わり、同時に従来からの完成車メーカーやディーラー、自動車関連金融事業者は、グーグルやウーバーなど新たな移動サービス事業者の参入もあり、自動車産業におけるプレイヤー構造や役割分担も大きく変わる。本講演では、自動運転に伴う消費者と提供者のエコシステムの変化に着目し、既存事業に与えるインパクトについて考察する。

1.自動運転の実現に向けた取り組み
(1)政府支援
(2)法規制整備
(3)技術/サービス開発
(4)リソースマネジメント

2.自動運転×シェアリングで実現する世界観
(1)Automotive4.0のコンセプト
(2)Automotive4.0におけるクルマ

3.消費者の車の持ち方・使い方の変化
(1)モビリティサービスの利用メリット
(2)自己保有する意義/自動車金融の意味合いの変化
(3)車両販売/保有市場へのインパクト

4.プレイヤー構造の変化
(1)モビリティサービス事業者への付加価値シフト
(2)モビリティサービス事業者が握る力
(3)既存OEM/サプライヤ/自動車金融事業者のポジショニング

5.自動車金融ビジネスに与えるインパクト
(1)個人の自己保有現象の影響
(2)ビジネスモデル転換の好機

6.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください

 

主催:
セミナーインフォ

詳細はこちらよりご確認ください

日時:
2017年5月9日(火) 10:00~12:30
場所:
セミナーインフォカンファレンスルーム
講師:
貝瀬 斉 (パートナー)
テーマ:
自動運転が自動車金融ビジネスに与える影響