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ローカル・サステナビリティ・サポートカーボンクレジットとしての地域支援プロジェクト

RolandBerger 編集部
RolandBerger 編集部
/ 東京オフィス

ローランド・ベルガーでは、気候変動問題の解決に向けて、ウルグアイ、コンゴ、ルワンダ、インドなどのCO2削減プロジェクトを支援しています。

カーボンオフセットの仕組み

現在、ローランド・ベルガーは事業活動を通じて、約36,000トンのCO2相当量を排出し、同等の量をカーボンクレジットによって相殺しています。1クレジットは、大気中から回避または除去される1トンのCO2に相当します。プロジェクトの信頼性と品質を保証するために、カーボン・クレジットは炭素市場に一定の標準化をもたらすことを目的とした独立系の機関によって認証されています。ローランド・ベルガーでは、ゴールド・スタンダードまたはVCS(Verified Carbon Standard)のいずれかの基準を満たした品質の高いクレジットのみを購入しています。

いずれのプロジェクトも、CO2の放出を防ぐか、大気中から物理的に除去することで、CO2削減に貢献するものです。プロジェクトには、再生可能エネルギー、エネルギー効率化、森林破壊の阻止、森林再生の大きく4つのカテゴリがあり、それぞれから1つプロジェクトを支援しています。

コンゴでの熱帯雨林保全プロジェクト

熱帯雨林が多くある、コンゴ民主共和国。森林伐採のペースは比較的緩やかですが、産業や農業の拡大による大きな脅威にさらされています。

Isangiプロジェクトでは、約19万ヘクタールの熱帯雨林を守っています。農地への転換を食い止め、ティラピア養殖や林業など、地域住民に新たな収入源を提供することで、さらなる森林破壊の可能性を回避しています。また、地元の人々は持続可能な農業について学んでいます。

その結果、森林伐採率は30~100%減少。これにより、年間324,000トンのCO2が削減され、森の生態系が守られています。また、Isangiプロジェクトは、地域の教育プログラムに資金を提供し、伝統的な文化や精神的アイデンティティの保護にも貢献しています。

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新規雇用の創出: 約400件
建設プロジェクトの完成:学校が3件、橋が3件
衛生管理・教育・廃棄物管理・生物多様性などのテーマでワークショップを開催
年間のCO2を削減量:325,000トン
保護された土地:約 190,000 ヘクタール

インドでの太陽光発電プロジェクト

インドは世界で2番目に人口の多い国。経済成長に伴い、エネルギーの需要も急激に増加しています。そのため、再生可能エネルギーへの投資は、インドが持続的に発展し、将来的に繁栄するための重要な成功要因となっています。

テランガーナ州、グジャラート州、ラージャスターン州で行われているプロジェクトは、5つの太陽光発電(SPV)アレイで構成されたものを設置、合計で205MWの発電容量を誇ります。このプロジェクトは、インドの電力網に炭素集約型の他のエネルギー源に代わるものとして、ゼロエミッションのエネルギーを供給しています。

このプロジェクトは、初期の10年間のクレジット期間中、350万トン以上のCO2の排出を回避。また、周辺地域に新たな雇用を創出し、地域の小学生の教育活動にも資金を提供します。

ルワンダでの水供給プロジェクト

きれいな飲み水と気候保護は密接な関係にあります。ルワンダの家庭では、飲料水を得るために、非効率な薪ストーブで水を沸かすか、長い距離を歩かなければなりません。また、家の中で焚き火の煙を吸って、呼吸器系の病気にかかる人も少なくないのです。

井戸があれば、きれいな水が手に入り、燃料を使って水を沸騰させる必要もありません。しかし、コミュニティは井戸を長期的に維持することができないことも多くあります。ルワンダのSouth Poleプロジェクトでは、地域コミュニティと協力して、既存の淡水井戸の修復・修理を行っています。これは、家族の健康につながると同時に、二酸化炭素の排出量の削減と森林の保護にも繋がります。

安全な飲料水を簡単に入手できることは、コミュニティにとって大きなメリットがあります。特に女性や少女は、薪集めの重荷から解放され、ビジネスを始めたり、学校に通ったりできるようになります。また、呼吸器系の病気にかかることも少なくなりました。

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68,000人の生活の質が向上
5,000万リットルの清潔な水を確保
薪で水を沸かす必要がなくなり年間125,000トンのCO2削減
85,000トンの木材を燃やさず、周辺の森林を保護

ウルグアイでの森の再開拓プロジェクト

ウルグアイ東部の農村地域では、家畜の飼育が盛んです。このプロジェクトが実施されている地域では、過放牧により、浸食、土壌の枯渇、生物多様性の大幅な減少が起こっています。その結果、特に女性や若者が失業や不安定な労働条件に苦しんでいました。

「グアナレの森」プロジェクトでは、4つの草原地帯にユーカリの木を植え、森の生態系を回復させています。これにより、土壌の質が向上し、生物多様性が育まれるとともに、炭素が土壌に吸収されていきます。さらに、持続可能な木材産業(FSC基準)を確立して有資格者の雇用を増やし、輸出を増加させ、新しい生産チェーンを開発することで、地域開発を強化しています。

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年間で約130,000トンのCO2を削減
約21,000ヘクタールの森林を再生
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