ローランド・ベルガーは「Global pharma winners – focus and efficiency matter」を発表いたしました。
本レポートでは、グローバル上場製薬企業150社のパフォーマンスを評価・分析し、勝者の持つ4つの特徴を特定しています。
ここでは、その要旨をご紹介いたします。
要旨
・ローランド・ベルガーの“勝者”の分析は、リーディング製薬企業のパフォーマンスを評価・分析するためのフレームワークを提供
・TSR(株主総利回り)が歴史的にも収益成長率と経済利益(ROIC – WACC)に密接に関連しており、勝ち組企業はそれらでベスト・パフォーマンスを発揮していることが実証されている
・全体として、製薬・ライフサイエンス業界は、オムニチャネルとデジタルベースでのアプローチによって、SG&Aの効率性向上に寄与するトレンドを示している
・さらに勝者の多くは、フォーカスすべき疾患領域を明確化し、COGSの高効率性を達成し、ESGでも高評価を受け、グローバルな展開力を発揮するとともに、M&A取引やその規模の点でより積極的なポートフォリオ・マネジメントを実施
・“勝者”となった好業績企業は4つの共通要素を持つ:①ビジネス・リーダーシップ、②戦略の一貫性、③適切な事業規模と財務状況、④戦略の実行力
・ローランド・ベルガーの勝者のフレームワークは、グローバル製薬企業が学びを得ることに役立つ、実証された分析アプローチである
*「Global pharma winners – focus and efficiency matter(レポート全文PDF:英語のみ)」はこちらのページよりダウンロードいただけます。
日本語版要旨共著:
北脇優子 プロジェクトマネージャー/ 東京オフィス