【視点122号】「 2027年の消費者」
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2017.06.27

【視点122号】「 2027年の消費者」~ 多様化×音声・対話AIが変える購買行動 ~

【視点122号】「 2027年の消費者」
福田稔
福田稔
プリンシパル / 東京オフィス / +81 3587-6660

今後10年間、日本では団塊世代の引退と価値観の多様化に起因するフォロアー層の消滅により、消費者のセグメント構成が大きく変容する。また、音声・対話AIと対応端末によるアンビエントコンピューティングの普及は、消費者に新しいユーザー体験をもたらしデジタルライフを大きく変えていく。

このような「消費者の多様化」× 「音声・対話AIの普及」は、企業の競争環境に三つのインパクトを与えるだろう。結果、プラットフォーマー型の企業が大きく力を伸ばし、国内フォロアー層に頼ってきた多くの業種の伝統的大企業が衰退を余儀なくされる。これからの10年間は、デジタル化への対応に加え、消費者の変化も見据えた対応、すなわちこれまでのビジネスモデルそのものの革新が求められる。

本稿では、10年後の消費者及び購買行動がどのように変わっていくのかを大胆に予測し、消費者の多様化に伴う市場構造の変化を考察する。

1) 2027年までに日本的中産階級(フォロアー層)は消滅し、国内市場は8つの消費者セグメントにより構成される

2) 2027年までに音声・対話AIと対応端末によるアンビエントコンピューティングが普及し、ECやデジタル広告のユーザー体験が劇的に進化する

3) 消費者の多様化と音声・対話AIの普及により企業間のパワーバランスが変わり、多くの伝統的大企業が衰退する一方、プラットフォーマーの力が強大となる

 

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