【視点123号】エネルギー業界における新たなトレンドと機会
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2017.09.27

【視点123号】エネルギー業界における新たなトレンドと機会

【視点123号】エネルギー業界における新たなトレンドと機会
遠山浩二
遠山浩二
プリンシパル / 東京オフィス / +81 3587-6660

エネルギー需要は長期的にも成長が見込まれ、その多くを中国、インドを含むアジア諸国が牽引する。需要が成長する中で、エネルギー業界を4 つの大きなトレンドが変えていく。4 つのD、すなわち、Decarbonazation (低炭素化)、Decentralization(分散化)、Deregulation (規制緩和)、及びDigitalization (デジタル化) である。

そのような中で大幅に増加するアジアのエネルギー需要を支えるために、いくつかの対応が必要になる。一つは、エネルギー供給に関して、高効率の火力発電で大規模な需要拡大に対応しながら、他方で低炭素化に向けた再生可能エネルギー導入、拡大も推し進めること。もう一つは、これまでは資源の輸出国であったアジア諸国にこれからは資源が流入していくことになるために、エネルギーのフローが変化していく。

その中で、エネルギーセキュリティを確保し、且つ、安価な調達を両立すること。これらの求められる対応は、日本の企業にとっても事業機会をもたらす。すなわち、高効率の火力発電所のインフラ輸出、再生可能エネルギー発電とそれを中心とした分散型エネルギーシステム、エネルギートレーディング、小型LNGを用いたエネルギー供給システムの構築・導入等が新たなビジネスチャンスとなるであろう。

縮小する日本市場、競争激化でシェアと収益性の低下がまぬかれない日本市場は何とか守りつつ、アジアで新たな機会をとらえていきたい。

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